2012年7月16日月曜日

53  「Departure to Black Ocean」行ってきた。

7月15日(日) 晴れ 暑し

※ネタバレ含みます。
※全編うろおぼえです。
※偏見大いに含みます。
※紹介より記録が主旨です(・ω・`)

ひっきりなしに活躍を続けるIMERUATの東京での2回目にして今年最初で最後のワンマンライブ「IMERUAT live 2012 Departure to Black Ocean」に行ってきました。活躍の幅が広すぎてあまり網羅できていなかっただけに実際に参加できるのは嬉しいことでした。

さてさて…開場に間に合うように行ったのですが、まずはすごい人が吉祥寺スターパインズカフェの前にひしめき合っていてなかなか傍から見るには心が痛みましたものの、自分も痛みを与える列に入れてもらえばそんなことは口が裂けねば言えず、都会と人々の暑さ寒さに屈せず立ち尽くすことおよそ10分、整理番号順に入場が始まります。自分は前半の中程だったかな。

先に御客層についての論。前回よりも人数は増えて250くらい…でしょうか。常々年齢層が高いと言われていて今回もあらためて驚いたものの、子連れの奥様方もいらしていて、少々幅が広がったような、それとお一人様率が減ったような気もした…けど大きく変わりはない。前回憶えた顔には10個くらい会えました。

飲み物は昨年のライブ会場の二子玉川KIWAよりは少なめの印象。自分だったらBlack Oceanにかけて適当なスペシャルメニューを売るところ。入り口でムックリをもらい、すぐ物販の列に並んだものの、限定3個のカバンは既に完売。Tシャツが5色だったろうか、イメちゃんファミリーの新デザイン版も追加されてサイズも色々だったわりに自分の番でも緑色以外は僅少でした。ムックリ、ムックリケース、ステッカー各種、CD、そして浜渦氏制作のパンフレット。しめて5000円くらいでしょうか。スイスへの交通費にあてたいとか何とか。

近くで見たいってことで1階中程での立ち見を決意。男子が上手壁側、女子が下手入り口側に自然と結束している中、丈の都合もあってやや左に位置してお客さんをキョロキョロ観察。開場と同時に行かないと物が買えず場所も取れず開演までは1時間あるので、パンフレットを一読。内容はIMERUATと出演者の紹介や質問、一年間のライブスケジュール、なぜか平野義久さんのコメント、他写真等で、お手製にしてはなかなかよくできてるなぁと思いましたがまぁ細かく読んでも時間は余るので準備運動をして待機。女子陣はムックリを破壊せむばかりに練習。

いつしか音が消え光が消え声が消え、闇の中から人が現れ歓声が起こる。漸く航海が始まるかと思う矢先、「IMERUAT」稲光の音からライブは始まった。前回がIMERUATであれば今回はBlack Oceanが大きなテーマなのかと印象を受けたまま、「6Muk」「Little Me」「Leave me alone」と一気に演奏だったかな。憶えてない。

音は、会場の小ささもあるのか、全体的にライブらしい爆音と低音で、原曲を知らないと理解できないレベルに到達していた部分がいくらかあったと思う。演奏も、今までの芸術的な域の破壊を超えて文字通りの破壊に近かった印象があった。CDと同じことをしてもつまらないので飛び回るのは好いけど、破壊破壊また破壊…で軽く疲れたかしら。

メンバー紹介。浜渦正志氏はグダグダで口下手な人、竹本一匹氏はいつも一人でテンション高い人、田部井とおる氏の詳細はパンフレット、鈴木光人氏はIMERUATの音の全てを担う人、桑野聖氏は面白くないとこが面白い人…と真顔で仕切るMinaさん。全体的にかなり緊張しているようで、段取りミスるわマイク倒すわの一年間何をしていたのかと言われむもがなのシドロモドロっぷりでお客さんはホカホカ。曲や浜渦氏の紹介、後ろで流れているクールな映像の紹介、コンサートの紹介…危ないのが多かったですね。たぶん全体的に、自然体で本番になればなるようになるやろーってスタンスなのかなと存じますが、そこは温かいファンあってのものなのだと感心しました。

「Morning Plate」かわいい曲。子どもも聴いてるんだよなと考えて一人でウルッときてた。
「Battaki」ここで最大のミスw歌い始めがズレて半分近く謎な伴奏が続いた。転調の多い曲だったのが災いしたものの、これ以上無いくらいリズムで押すタイプの曲だったのは幸いだったかも知れない。IMERUATの曲はデータのトラックが多いから人数もキツければ一度ズレるとヤバいとは思っていたけど、そもそもよくライブやってるし、途中で修正したのはさすがです。まぁ、こういうときチームの力が見える気がして面白いし、終わったときは浜渦氏は笑顔だったw

アイヌの民族楽器ムックリ講座。説明はお上手だけど、狭いせいもあって過半数は鳴ってなかったでしょうか(^^;)自分は演奏できるしいろいろ動画もみたけど、Minaさんの音のが遥かに綺麗。浜渦さんも演奏披露したけど、「大きい音出せばいいってもんじゃない」そうで、「全ッ然ダメ!」と平素から罵られているとか。とりあえず面白い奏法を教えてもらえたのが嬉しかった。最後に「6Muk」をちょっと合奏。

置き忘れてきたグッズを急いで取ってきて息が切れたまま紹介するMinaさんを5人が押し黙って見守ってる時間ですっかり冷めましたが、一部ラスト「Shooting Star」さすがゲームの仕事長いだけあって雰囲気ばっちりだなと。音に合わせてシューティングするゲームなんて、ゲームコンポーザーとしては面白いんじゃないかなぁ。浜渦さんが精一杯キラキラしてる素敵な音だったー(人´∀`).☆.。.:*・゚

―――――休憩。お客さんがムックリをかき鳴らさむとする中で場所争奪戦が静かに起こり、恙無く時間は過ぎつ―――――

第二部、「Haru no Kasumi」に乗ってカメラとともにMinaさん登場。何とかやりきった!
そのまま光人氏が位置について「Left」演奏。受話器をマイクにして完璧に合わせていました。スクリーンにはMinaさんが無断で掲載された新聞記事。にも見える抽象的な画と、日本語字幕。光人氏も凄くて個人的にこれはものすごくドキドキしてるまま全員出てきてつなげて「Giant」。スクリーンにはお寺の地図記号を崩したようなヘンな図がはためいてて、激しいリズムが体を叩くように謳う!映像にも2曲の関連は保たれて、煮え返る主張を持ったまま、、まさかの「ガプラ樹林」。これは気持ちよく癒えた。とかいう感じだったような気がする。ここが一番感動した。

新曲。ライブだからなのか、かつてないほどのドッカドカの4拍子ロック。リズムありき。こういう方向に進んでいくのも悪くないです。
アニメ「貧乏神が!」から一曲。パッパとできちゃいそうな曲だけどかなり楽しかった!
「Yaysama」感想が美しい〜。毎回曲が進化していくのも魅力。自分が間違えておいて(?)田部井さんに「大丈夫ですか、間違えませんでしたか?」と訊いちゃうMinaさん。

ラスト「Black Ocean」静かな夜の海に切り裂くような打音で緊張感ドーン。海に乗り出すシーンはギターが笑えないくらいダッサダッサダサでワロタww …立ち疲れて脚もいい感じに痺れて感覚が無くなってきているところにあの暗い海を漕ぎ出す曲に遭う体験はなかなか成功だったかと思う。
つづけて「閃光」一番の盛り上がり、そして「Choose to Fight」。この曲はここまで戦ってきて初めて自分の中で感動できるものになった。ゲームはやってないのに、クリスタルのモチーフが見えてくると気が遠くなったですな。

アンコール「Springs」ネタのつもりらしいけどなかなか壊れてて言うほどしっとりしてないw
実はしくじって悔しいからってことで「Battaki」を穏便にもう一度演奏。ここにきて「Battaki」の曲紹介。
再度「Black Ocean」でダメ押し。2番のサビ前ラストがこの曲唯一のキマるところなんだけど、1回目の演奏でしくじって2回目だけ成功したのは狙ってないと思うけどちょっとドキッときた。

18時発で終わったのは21時頃でしょうか。時間が押してるので恒例のサイン会は手短に!という感じが握手しててすごい出てたw 何人の会場までサイン会できるのか今から気がかりです。終わったばかりのライブのチラシもらって帰った。あったの知らなかったw

おしまい。ちろっとん★☆★

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( ^^) _旦~~ おきがるにどうぞ。