2011年9月28日水曜日

42 映画「実写版忍たま乱太郎」観てきた

映画館で映画観るのはまだ10回未満だろうと思う。自発的に観にいくのは初めて。
子どもに対する愛と、以前書いた外に出ることへの興味と、金銭的な余裕によって至った。

地元の映画館だったんだけど、観客は約10名で約半数が5歳前後で女子が多めだった。
馴染みの無い自分としては、劇場内に飲食物の持ち込みが許可されるのが新鮮だった。
他の映画の宣伝が長々と入る。どれも観たくなる。二千円で一本なら今なら観てもいい。 

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急に本編が始まる。以下みだりに感想。全体的にトレンドを掬ったという印象だった。

配役について、加藤清史郎くんは役にハマってなくても主人公だからまぁいいとして、乱太郎の両親役の中村獅童と檀れいがあまりにもハマってなくて誰だか分からなかった。他は許容範囲。声変わりしてるキャラとしてないキャラは分けてほしかった。次屋三之助がグッドだった。

ストーリーは、ほとんど原作、アニメのまんまで、斉藤家の抜け忍の話がメイン。考えてみると忍たまは歳とらないマンガだから、18年経っても入学して数ヶ月後の話なんだと思うと違和感があり過ぎた。それ考えると、子役がメインのこの実写版はもう撮れないな。

とにかくキャラが多い。は組は全員委員会や性格の説明が入るのに、別にストーリーに絡んでこない。基本的に知ってる人には分かり、知らない人には分からない。は組ですら台詞の殆ど無い人も多いし、い組ろ組他関係無い人達は登場しないのが寂しい。台詞無しで出演する人がいるのに最初から不自然に省かれる役があるのも違和感。

お笑いの要素がかなり盛り込まれてた。特に汚物と暴力ネタ。実写だと大怪我しそうなゲンコツやズッコケだったり、山本シナ先生が屁をこきまくる汚いババアという設定だったりと、いろいろ冷や冷やするところが多かった。

音楽はアニメと全然リンクしてなかったので世界観がやや離れていたように思う。EDとしてアニメOPの「勇気100%」が流れたまでで、オリジナルの和風らしき音楽が多かった。個人的にはアニメと結ぶのは効果的だと思うんだが。

演技はなかなかショボーンな感じだった。アニメを理解してないと思しきものが大半だけども、アニメと比較しなくてもあははーな感じが多かった。まぁあのアニメは完璧なキャラクターをして切り替えが必要なNHK的作品だからとっても難しいとは思うけども。まぁほとんどは子どもだしな。

個人的に面白かったの、まず最初清史郎くんが出てきて山や戦地を駆け巡るところ。ひとつの作品として収まっている美しい姿に最初から涙ぐんでた。この作品ではとにかく走る走る。石段を必死に上ったり、敵忍者の脚にしがみついたりして本気で頑張ってるシーンはホントに泣いた。
   しんベエ役の木村風太くんが最初の顔からいい演技で、むっちゃかわいかった。どうしてしんベエ役が小5で一番デカいんだと思ってたけど、これはしょうがない。とにかくずっとしんベエばかり追いかけてた。
   夏休みで忍たまが里帰りするシーンで、大勢の男子子役が着物を来て歩いてるのも感動した。
   背景の小ネタも。よくある感じだけどちょっと意味不明だった。速過ぎて見きれないし。
   それから照星さんの顔。緊迫と感動のシーンでずっと笑いを堪えられなかった。
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私の感想はそんなもんなんだけど、どうも子どもたちの方はもっと別の所が面白かったようで、不思議に思いながら鑑賞していた。どうやら子どもが笑うのは、言葉でのネタではなくて、動きがあるものだ。つまりまずは彼らに認識できるもので、かつ自分の範疇として認識できるものの中で異様なものが滑稽に映るらしい。ただ凄いアクションをこなしても、何が何だか分からなければダメ。簡単に言えば、彼らの認識レベルに合わせるということ。その結果、こちらが思うような言語的な意味合いは無視されることが多いということだと思う。もっと簡単に言えば、ズッコケや背景破りなどの形式的なものが面白いらしい。

劇場から去る親子の会話はしけたものだったので、この映画はそういう需要なんだろう。

ところで映画独特のタッチ、群衆の動き、変な間、もごもごした声は何なんすかね。


映画の臨場感とかは別に要らないけど、パンフとかグッズのために行く価値があると気づいたのが一番大きな報酬だった。いい夏の思い出になった★☆★


2011年9月9日金曜日

41 マルモリダンス注意点まとめ。

薫と友樹、たまにムック。「マル・マル・モリ・モリ!」薫と友樹の振り付き映像(スペシャル・バージョン)買った。

映像のツギハギと、後半の二人の緊張した動きと表情、画面外部の何かを見つめる視線にびっくりした。

以下、福くんと愛奈ちゃん二人の動きの限りで個人的な印象と踊るときの注意点まとめ。
ブックレットにはテレビのEDサイズの解説が載ってたのでそれを参照。
左右の表記は実際の左右に合わせる。

●基本的に右から先。右が上。
●笑顔が基本。音楽に合わせてればおk。
●首の傾きと顔の向きで純粋さが大きく変わる。体に合わせてればおk。
●動きが無いと寒いので、体でリズム取ると概ね良い。
●福くんは腰で遅め、愛奈ちゃんは膝と首で早めの動きが多い。一長一短。

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マル・マル・モリ・モリ!

(イントロ);福くんが右、愛奈ちゃんが左。背中合わせ、右脚を前、右足を立てて、右手を上にして軽く丸めておく。

マルマルモリモリ;右手が上。まるく。
みんな食べるよ;手は顔の真ん前で上を向ける。
ツル・ツル・テカ・テカ;床がツルツルのイメージらしい。テカテカは手を前向きに回転。
明日も晴れるかな;2拍目で右手上で合わせる。首傾けるのに特に勢いは無い。

ダバデュア;かかと、つま先の順で移動。腕は左、体は右に。上下は3拍目に八分で。
ダバジャバ腕は再び左、体は左に戻る。上下はたぶん3拍目八分。
〜ダバデュア;これは流れで左から。左脚から踏む。腕の前後は3拍目八分。福くんだけ3拍目で思い出したようにこちらを向く。おしりも同時に出す指示があるけど動いてない。
ダバジャバ デュア;右脚から踏む。つまり進行方向の脚、奥になる脚を踏む。最後は3拍目裏から腕動かす。つまり歌詞に合わせればおk。

大きくなったらお空に声がとどくかな;3拍目で手も脚も揃える、4拍目で膝曲げる。首も傾けて一体感。最後の小節で横を向くとキレる。最後は地を見ておk。
いつまででも一緒だよ!;体でリズム取ると無邪気。福くんが先に上から叩く指定。

〜繰り返し)晴れるかな;右に。最後の腕の上下は3拍目裏から

悲しくて泣いていた;左に踏み込んで戻る。右手上。おしりは右から指定。俯いて泣く。
一人歩く帰り道;右脚から右、後ろ、左、前で右回り。
こんな時ホンワカな;右から。体は真っ直ぐのがバランス良いかも知れない。
みんなに会いたいなぁ…;右から。首は腕に合わせないともったりするかバラバラする。4回目で静止、左脚を前から回して右回転。

〜繰り返し)おまじないだよ;右手が上指定。
〜ニッコリ笑顔;福くんは腰からで指はやや前からで顔をアピール、愛奈ちゃんは首だけだけど指が横からで大きく見える。どちらも捨てがたい可愛さ(画像)

いちにのさんしでゴマ塩さん;指は1,2,3まで。
たくさんだとおいしいね;右に向かって左に戻る。かなり横向く。視線は手元でおk。戻るときはおいしい顔指定。体でリズム取る。
〜プカ・プカ・オフロ;浮かんでるイメージらしい。
〜ゴシ・ゴシ・ブラシ;前傾。腕の伸縮がはっきり見えるとブラシ。真ん中は両足つく。
みなさんグッナイまた明日;首も。最後腕から振ると説得力がある。
朝ごはんはなんでしょね?;顔も。4拍目は休止。

繰り返し;繰り返し。

〜指切りしてテレリンコ;1、2拍で指合わせる、3で結ぶ。右脚から回転。笑顔でこっち。
〜手をつないで願いごと;1、2拍で手つないでる。反対の手も振ると全体性ある。

〜テク・テク・トコ・トコ前に進むよ;福くん右脚から、愛奈ちゃん左脚からになってる。
いちにのさんしでホームラン;ホームランっぽいスイングの方がかっこいい。主に脚。
愛がいっぱいランドセル;膝曲げて回転する方がそれっぽい。3拍目で左脚揃え。ランドセルは重心上で。
〜大きくなるよ;福くん右左。愛奈ちゃん上下。左右対称ですらない。
ドキ・ドキ・ワク・ワク ドアを開けるよ;右脚から。顔は動かないで手は横の方が見やすい。福左手、愛奈右手が上になってる。
もっとステキな日になる;3拍目で手を添え、2小節目で振る。まぁこのへんかなり適当だよね。

大好きだよ!!!;この後、最後の腕の前後は3拍目裏からを二回。リズムに合わせればおk。

〜繰り返し)いつもいつもありがとう!;2拍でやってる。脚揃えてる。

ダバデュア ダバジャバ;愛奈ちゃん腕反対。
デュビデュバここだけ腕の上下は3、4拍目。歌詞に合わせればおk。
ダバデュア ダバジャバ デュア;最後3拍目裏で手と右脚出す。4拍目で右脚を左脚の前にして考えるポーズ指定。愛奈ちゃんは爪先立ち。

よく出来ました!;棒読みで。

おわり
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いささか商業臭いし、要するにほのぼのすればいいので統一感は低くても問題ないんだろうとは思う。けど自分が踊るとなると気になったので調べてみたまで★☆★