秋ですね。我が家では半年ぶりくらいでお風呂を炊きまして水を得た魚の気分だったので、NHKの合唱コンクール見て、気分転換の波に乗ってお散歩してきたの記。大変な悩みがあるときは全てから逃げるようにお散歩する。悲しいことに、辛い時こそ自然や音楽や言葉は本当に感動する。同じ事でも珍しくなければする気が起きない。抑制されて誰も思いつかないような悪事にこそ興奮する。つまり希少価値を求めて生きている。
写真60枚以上撮ったけど全て植物&猫&建築&岩だったですーん。良い感じのやつだけ貼ってみる。
最初に撮ったやつが加工なしでデフォルトの壁紙みたいなデキ。撮りたいものがこのくらい小さいと寄れるから綺麗になるなぁ。これは最初に行った小さな公園の金木犀。お花屋さんの正面にある公園で、小綺麗にコーディネートされてた。ひまらやすぎ、まてばしいの木もあった。平仮名だと面白い。
そのへんの階段。ボロくてジャングルジムみたいな感じと蔦が気に入った。でも人が出入りする所だと怒る人もいるから気が引けるちね。いい加減その程度の情報は全国民公開してほしい。そうでないとかえって悪い事が増える気がする。法的にはどこまでが無許可でいいのか僕は知らない。
ケヤキ。若いときはそばかすが綺麗に並んでるのに、年を重ねると月並みなお肌。2つ目に行った大きめの公園は、太くて高い木が沢山生えてた。撮ろうとする手に蚊やら蛾やらが止まってきてブチ切れそうになった。曼珠沙華がショッキングな感じで枯れていた。
ヒマラヤスギちゃんと一緒に覗く。この時はまだ園児&ママタイムだからカメラを持ってウロウロすると視線で血が出るレベル。2時から4時にかけて小学生タイムへ移行するけど、この時間にスクールゾーンに迷い込むと見回りのおっさんが黙殺しにかかるから厳重注意。お前がくたばれ。
そのへんの散らかってるお宅。やっぱり雑然としたものを好むのは嗜好の一つとして多数派じゃないのかなぁ。車なんかいい感じに汚れちゃって素敵。時間かかって汚れたり老いたりして複雑に折り重なってるものが好きなんだよねきっと。子どもが好きなら老人も好き。
3つ目に行った公園のそばの、謎の石像と岩が乱立するごく閑静な地帯。樹木と岩石と水を配備して怖いものなしって感じ。自然は人間にとって大先輩ですから、いつも側にいてもらってあやかりたい気持ちはとってもよく分かる。全然整ってない無二の美しさを留めておきたい気持ちもよく分かる。しかしまぁ岩を祀っても子どもがいれば乗っかって遊ぶんだろうなぁ。
お散歩の当初の目的の一つは、木を見て初めて名前を覚えることだった。今回は、金木犀、イチョウ、モミジ、ケヤキ、ヒマラヤスギ、まてばしい…くらいかな。とにかくあちこちで金木犀の香りがしていて、昨年金木犀の香りをイメージして作った曲が何度も頭を過ぎって嬉しかった。木は曲のイメージすんごい湧くわ。あとはやっぱり子どもね。
木を撮っても検索かけて説明が出てこない。曲が分かっても歌詞や音名が無いと検索できない。僕たちは言葉が無いと共有できない部分が多い。この状況はあと何年でしょうね。
おしまい。なんだか眠いんだ★☆★
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( ^^) _旦~~ おきがるにどうぞ。